公務員試験インフォメーション・サービス Part3

各試験別の合格者数の変遷は、次のとおりです(単位:人)。

国家II種
平成2年度 3年度 4年度 5年度 6年度 7年度 8年度 9年度 10年度
7520 8140 7555 6843 5972 5847 6192 6391 6542



地方上・中級
平成4年度 平成10年度
東京都I類 236 219
東京都II類 496 342
千葉県上級 105 57
千葉県中級 88 19
茨城県上級 44 46
茨城県中級 79 30
神奈川県上級 112 67
神奈川県中級 83(8年) 12
埼玉県上級 243 83

寸評:国と地方公共団体の債務残高が、対GDP比約100%という財政赤字状況の下で、公務員の合格者数は、減少傾向にある。その中で、国家II種の合格者数は、地方公共団体ほどは減少していなく、逆に9年度、10年度は増加傾向にある。一方、地方では、東京都I類と茨城県上級の合格者数は、あまり変化していないが、それ以外は4割減から9割減という減少である(市役所の合格者数も同程度とみてよいであろう)。

対策としては、国家II種は、地方との併願が可能であるので必ず受験し、地方公共団体の受験は、合格者数または採用者数を調べ、激減していない地方公共団体を選択するとよいであろう。


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