公務員試験インフォメーション・サービス Part6


二次関数の最大値・最小値を理解しているかどうかは、公務員試験受験の大きなポイントである。以下、二次関数について、説明しよう。

y=ax2+bx+c=a{x+(b/2a)}2+c−b2/4a

y:従属変数 x:独立変数

(1) a<0の場合
x=−b/2aで、最大値c−b2/4aとなる。
(2) a>0の場合
x=−b/2aで、最小値c−b2/4aとなる。


[数値例]

y=−2x2+12x+10 の最大値を求めなさい。
b/2a=12/{2×(−2)}=−3
c−(b2/4a)=10−{(122)/(4×−2)}=28
したがって、
y=−2(x−3)2+28
x=3で、y=28の最大値となる。


【問題】 次の二次関数の最大値を求めなさい。

No.1 spacer gif y=−x2+6x+15

No.2 spacer gif y=−5x2+20x+30

No.3 spacer gif y=−3x2+12x+18

No.4 spacer gif y=−2x2+8x+16

No.5 spacer gif y=−8x2+32x+21

No.6 spacer gif y=−5x2+20x

No.7 spacer gif y=−7x2+28x


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