インフォーメーション・サービス23:経済事情のポイント


 以下の事項が、経済事情の頻出領域です。これらに注意しながら、新聞などを読みましょう。

[日本経済]

1 最近の景気循環(景気動向)

   99年4月が底で、その後景気拡大.景気動向指数の変化

2 消費動向−最終需要の6割を占める.消費に影響を与える実質可処分所得の変化

3 住宅着工戸数−11年度住宅減税の拡充により増加したが、最近は減少気味

4 企業設備投資−景気動向に敏感に反応

5 国際収支の動向−経常収支、貿易収支(輸出入の財の比率の変化など)、サービス収支、資本収支、主な貿易相手国、製品輸入比率、主要製品(衣類、電気機械、鉄鋼など)の輸出入シェア、円相場の推移

6 対外・対内直接投資の動向−対中直接投資の増加

7 金融市場の動向−金融政策、銀行の不良債権、日米の資金調達手段、日米の家計の保有資産、デリバティブ

8 労働市場−完全失業者・率、リストラ、雇用のミスマッチ、年功賃金・終身雇用、 総実労慟時間数

9 物価水準−卸売・消費者物価上昇率、地価の動向

10 財政政策−予算制度、平成13年度予算、ODA,先進5カ国の財政状況(財政収支、債務残高)、医療費の動向、消費税、租税負担率、社会保障負担率、国民負担率、直間比率、国税と地方税の配分比率、公債依存度、経常収支比率

11規制緩和の動向−金融自由化

12 戦後日本の景気循環

    戦後の経済成長率

[世界経済]

1 世界経済の動向

   世界の金融事情(ユーロ、為替レートの変更、ヘッジ・ファンド)

   世界の労働市場(アンリカ、イギリス、フランス、中国など)

   先進5カ国の経常収支、成長率、消費者物価指数、公定歩合、失業率

2 地域統合−EU,NAFTA,ASEAN,APEC,メルコスールなど

3 アメリカ経済−昨年末から景気減速

4 ヨーロッパ先進国の景気動向−ドイツ、フランス、イギリス、イタリア

5 ロシア、東欧(ポーランド、チェコ、ルーマニアなど)の景気動向

6 NIEs(台湾、韓国、シンガポール)の景気動向

7 ASEAN4(タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア)の景気動向−アジア 通貨経済危機

8 中国−直接投資により、世界の工場となりつつある。

9 南米(ブラジルなど)の景気動向

10 WTOによる世界貿易の自由化

参考文献

日本経済新聞 月曜版 「景気指標」

テキストブック「社会・経済・国際事情」 実務教育出版

平成13年版「経済白書」 内閣府

平成12年、13年版「世界経済白書」

平成13年版「通商白書」 通産省

2001/2002「日本国勢図会」 国勢社

2001/2002「世界国勢図会」 国勢社

2001年版「ジェトロ投資白書−世界と日本の海外直接投資」 JETRO

平成13年版「図説日本の財政」 東洋経済新報社